ひとつだけ、たったひとつのTを探す
いろんな向きのLが並ぶグリッドに、Tがひとつだけ隠れています。それをタップすると新しいグリッドが出て、3×3から5×5まで大きくなります。TreismanとGeladeの特徴統合理論の裏にある視覚探索課題です (Treisman and Gelade, 1980)。
- 視覚探索
- 選択的注意
その場でプレイ
Lの中から、ひとつだけのTを探そう。
見つけたらすぐにTをタップ。見つけるほどグリッドが大きくなります。20秒。
あなたに求めること
ひとつだけが求めるのは、注意深い視覚探索です。TとLは同じ2本の線でできていて、ちがうのはつなぎ目だけ。何も目に飛びこんでこないので、目はマスをひとつずつ確かめていくしかありません。
誤字を探したり、人ごみの中で顔を探したり、散らかった机の上で鍵を探したりするときの探し方です。
遊び方
- Lが並ぶ3×3のグリッドが出ます。それぞれのLはランダムに90度ずつ回転しています。
- ひとつのマスにTがあります。見つけてタップしてください。
- 見つけるたびに新しいグリッドが出ます。3回見つけると4×4に、6回で5×5になります。
- Lをタップすると外れになります。
- 20秒。スコアは見つけたTの数から外れの数を引いたものです。
もとになった研究
1980年、Anne TreismanとGarry Geladeは、色や形といったひとつの単純な特徴でちがう目標はすぐに目に飛びこんでくる一方、まわりと特徴を共有する目標はひとつずつ探さなければならないことを示しました (Treisman and Gelade, 1980)。Lの中のTは、その2つ目の種類の探索です。
だからひとつだけは、純粋な探索の課題です。探索の課題を練習すると、その課題が速くなり (Simons et al., 2016)、このゲームが求める着実な見わたし方は、ラウンドごとに身につくスキルです。
週のカードでは
ひとつだけはラボのゲームで、アプリのゲームルームでフリープレイできます。
採点はされず、この形式の公開基準値もないので、あなた自身のベストが基準です。
よくある質問
なぜTはこんなに見つけにくいのですか
Lと同じ線でできているからです。ちがうのは線の交わり方だけなので、Tが目に飛びこんでくることはなく、マスをひとつずつ確かめる必要があります (Treisman and Gelade, 1980)。
グリッドはいつも大きくなりますか
はい、見つけた数に応じて。最初は3×3、Tを3個見つけると4×4、6個で5×5です。
なぜ外れが数えられるのですか
あちこちタップするほうが探すより得になってしまうからです。外れを引くことで、スコアが本当の探索を表すようにしています。
出典
- Treisman A.M., Gelade G. (1980). A feature integration theory of attention. Cognitive Psychology 12(1), 97 to 136. doi.org/10.1016/0010-0285(80)90005-5
- Simons D.J., Boot W.R., Charness N. et al. (2016). Do brain training programs work? Psychological Science in the Public Interest 17(3), 103 to 186. doi.org/10.1177/1529100616661983
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